とある講習で、ピグミーの民のライフサイクルを学びました。
ピグミーとは、カメルーンの森に住み狩猟採集をして暮らす民族です。小柄で成人男子が身長150センチ以下だそうです。ピグミーには小さいと言うような意味もあるようです。何語か忘れましたが・・・アハハ
ピグミーの民は、赤ちゃんを抱いて育てる。手から手にずっと抱く。
共同で育児をする。母親以外の女性が授乳することも当たり前。
オムツはしない。赤ちゃんの欲求は常に満たされる。おなかが空けばいつでもおっぱいが飲める。周囲の大人たちは、赤ちゃんの欲求を満たすことを優先する。優先するのが当たり前。気負わない。ストレスが無い。赤ちゃんはいつも満たされている。赤ちゃんには心配が無い。誰にもストレスが無い。
自己肯定感が高い。いつも満足している。
そして、赤ちゃんは周囲を真似て自然に発達し成長する。
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彼らの暮らしには時計が無い。教育が無い。しつけが無い。文字が無い。上下関係が無い。
無いもの尽くし!!
狩猟と採集で食料を得て親族で分配して暮らす。
皆平等に分かち合う。紛争が無い。
食べるものに不自由しない。不自由や不都合や不安が無いので宗教も無い。
狩猟は上手くいく時も失敗するときも有る。だから失敗を恐れない。
臨機応変に共同できる。自然と身に着けて成長する。
彼らの教育は寄り添う教育。斜めの教育。やってみせるが強要しない。子どもがそれを真似ても真似なくても良く、きっと評価もしない。
『斜めの教育』
・・・『なぜ人は学ぶのか 教育を生物学的に考える』安藤寿康著 講談社現代新書 2018年
響く!
ピグミーの子どもは森の中を一日平均2万歩歩くそうです。
刃物と火を自由に操り森の中で遊んだり、大人と一緒に行動しながら生きる為に必要なスキルを覚えていきます。
学校の勉強は必要性を感じないから行かない。文字が無いからな~😅
でも、自分たちの生活を守るため、勉強する必要が出てきました。
今後も時折気に掛けてみたい人々です。
参考になりました。刺激になりました。
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